スペアエンジンその1
2011-11-26


レースのレギュレーションは大きく分けてノーマルと改造に分かれる。
関西では何故かノーマルが主流となる。というか改造の方が少ない。
俺はあれも禁止、これも禁止のノーマルは好きではない。
改造禁止であれば安上がりなどということはない。
あくまで上を目指すとなると次々に部品交換しないといけない。
純正部品も物のばらつき(当たりはずれ)が、かなりあるようで出物に出会うまで
凄まじい量を買い続けたりするらしい。
それなら潔く加工や交換を認めた方がはるかに安上がりとなるのだ。

さてエンジンをやっている50R。
レギュレーションに合わせてシリンダー変えるのは面倒である。
シリンダー外すにはまずはラジエーター外すことになる。
ならばいっそのことシリンダー交換ではなく、エンジン交換の方が楽ではないのか。
シリンダー開けなければガスケット類を交換する必要もなくなる。

ホンダやHRC純正部品の供給怪しい。
欠品、価格大幅上昇、廃盤の鬼。
エンジン変えてしまえば、エンジン当たりの走行時間減るのでエンジン温存にもなる…。
そんなことを考えスペアエンジン入手した。
当然ながら純粋に予備ということもある。

全て新品で組むと凄まじい金額になるはずである。
恐ろしくて計算したことはないが。
というわけで中古品である。履歴などサッパリ不明である。
そのまま使うほど脳天気ではないので現物を確認しないといけないのだ。
OHも前提である。

ベースはNS50F。レースに使っていたとかでキックやオイルポンプはない。
しかしドレンボルトにワイヤーロック用穴はない。どういうことやろ?

[LINK] (禺画像])

ひょっとしてと思い、ドレンを外す。やっぱりオイル入っているやん。
ホンマにレースに使っていたのか?
オイルも汚い。あまり手入れしていなかったような雰囲気。
ウォーターポンプの錆も中々である。シールのチェックが必要やな。

[LINK] (禺画像])

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シリンダーも付いていたがその時の写真忘れた。
ニュートラルスイッチの処置をせず、配線ぶった切ているだけ。
表面も汚い。

[LINK] (禺画像])

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フィラーキャップも穴なし。
充電コイルは外されている。ステーターの配線はかなり硬くなっている。
変えた方がいいのだろうが…

[LINK] (禺画像])

クランクにはオイル付着有り。コンロッドは明らかなガタはなかった。
明らかなガタではクランク死亡の可能性高く一安心。

[LINK] (禺画像])

[LINK] (禺画像])

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[NS50R]

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