燃料ポンプその1
2016-03-14


某山道でのこと。
登りで謎の失速。ガス欠のような雰囲気だがそうではない。
クラッチ切るとエンジン停止。
一瞬再始動困難となった。
少々置くと再始動できた。
その後は何もなく快調そのものであった。
何が起こったのか釈然としないものだけが残った。

暫し時は流れ…
再びそこへ向かう。
登りでまたしても同じ症状が。
キャブか?いやそうではないな。燃料がいっていないような感じ。
この時も少々おくと復活した。
それ以上は危険と判断しそこで引き返したがその後は何事もなく。

9Rはキャブだが燃料ポンプが存在する。
ダウンドラフトでは普通か。
聞くところによるとこれのトラブルもあるとか。
特に古くなると顕著らしい。
潰れるだけならまだしも、火の車になることも割とあるそうだ。
明らかな異常とは思えないが、15年たつのでこの機会にこの辺りを一新することに。
5年後では部品の入手困難になっていると容易に予想されるのだ。

[LINK] (禺画像])

ポンプ周りはこんな感じ。

[LINK] (禺画像])

菱のマーク付き。やはり日本製やな。

[LINK] (禺画像])

ついでにその手前の燃料フィルターも交換する。
中古は色が変わっているがまだきれいな方。
前にも変えているがその時はもっとどす黒くなっていた。
この辺は意外な盲点である。
社外品もあるが物によってはトラブルの原因になったりするとか。

[LINK] (禺画像])

うお!ホースの端がボロボロや!
これはまだ使えると思い手配していなかった。
火の車などと笑い話にもならいわけである。
で、今回ホースも一新することとした。

[LINK] (禺画像])

ここで問題発覚。
タンクに繋がる部分はひしゃげている。
いつの間に…
昨日今日からではないな。
不調の原因はこれか?
高回転まで問題なく回っていたのでそうとは考えにくいが。
純正は曲がりの部分に折れ防止のためバネが巻かれている。
それがあるために、ひしゃげているのに気づかなかった。

[LINK] (禺画像])

[LINK] (禺画像])

ホースはいくつかに分かれている。
直線状以外の純正品は予め曲げてある。
ひしゃげていた箇所は、これまで安い汎用品にしていた。
抜き差しする時にどうしても傷むのである。
左端のがそれ。
ノーマルと同じように曲げようとすればかなりきつくなる。
それ故に、ストレートで代用するには問題あったということだ。
俺としたことが。

直線部以外は純正を選択した訳である。
物によっては廃盤部品あるが、これまでそれで困ったことは一度もない。
さすがはカワサキ。
部品供給をばっさり斬り捨てている本田とは違うのだ。
しかし。
あれほどいた忍者も今ではほとんど見ることはなくなった。

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[ZX-9R]

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