FMFのサイレンサー後編
2010-09-14


FMFのサイレンサー[LINK]だが、CRのチャンバー付けていた時から少々不具合があった。
それらを一気に解決すべく加工を依頼した。

依頼先はアールスタイル[LINK]
基本はマフラー屋だが出来ることは何でもするそうである。
場所は国道の裏側にありわかりにくい。規模は小さいのは想像していたが
予想より小さかった。言われないとそれと気付かないぐらいである(笑)。
バイク向けの加工屋というのは零細企業が多く一人でやっていることも普通のようでる。
ここは小さいが別に工場がありそちらでは旋盤やフライスあるのでなんなりと
出来るそうである。

依頼内容はオイル飛散防止のためサイレンサーの位置を下げる。
正確に言えば飛散防止ではなく、自分が汚れにくくなるよう遠くするのである。
2箇所あるマウントは1箇所しか使わないので不要側は切除。
遠くするとチャンバーとの接続パイプが届かないのでパイプを作り直す。
日本では無用のスパークアレスターを取り外す。それがなくなるとサイレンサーの
芯長さが足りなくなるので作り直す。
以上である。

[LINK] (禺画像])

[LINK] (禺画像])

前はサイドカバーに隠れてほとんど見えなかったサイレンサーがかなり露出した。
接続パイプはステンの手曲げである。それを元の入口ピースと溶接で合体した。
手曲げだが研磨しているので手曲げには見えない。
今日日は機械曲げなのに手曲げ風とか、白々しく焼け色をつけるのが流行っている。
そんなに手曲げがよければ機械曲げなんか買わんと手曲げを買えばよいのだ。
俺はそう思うがその辺は個人の勝手なので好きにしてもらってかまわないが
人にどうのこうの言うのは止めてもらいたい。

当初打合せ時には曲げ部に焼け色が残ると聞いていた。
あからさまな焼け色は嫌だが製法上、つく色については構わないと言っておいた。
手曲げの話も少々出たので焼け色は研磨して全部消しておいたとのことである。

[LINK] (禺画像])

不要なマウントは切除済み。車体との固定はマウント1箇所でおまけに遠い。
ややシートレールに負担が掛かっているようである。
ラバーマウントなので余程の転倒しないかぎりサイレンサー落としたりはしないだろう。

[LINK] (禺画像])

チャンバー本体は全く触っていない。接続は従来通り差し込み+液ガスである。
CRノーマルから同じ構造である。CRのパーツリストではここにゴムパッキンあることに
なっている。しかし現実は差し込み部の形状からいくと全く付かない。
そんなことでいいのかイタリアよ!(笑)。

スパークアレスター外したため内部は完全ストレートとなった。
長さが不足するパンチングは元の奴と新造品の合体とのことである。
元は長さ短いので完全ではないがパンチング2重にしたとか。
マフラーメーカーによってはそのような構造をとるらしい。
その目的はウールの飛散を抑え、耐久性の向上とのこと。

排気管長くなるが完全ストレートとなるため音や性能は変わらないと思っていた。
実際にはどうか?エンジンを掛けてみる。やや音量が下がった。
いや、音量ではなく音質の変化だろう。やや低音になったように思う。

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[ハスクバーナSM125]

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