ベルリンガーOH
2011-08-17


リアのマスターにはベルリンガーを使用している。
取り付けてから早、数年経過した。
ある日のこと。走行中にリアブレーキ操作したが手応えがない。
足を踏み外したのか?もう一度操作するとやはり手応えがない。
マスターシールの抜けか。前は問題ないので走行には支障ない。
ところがしばらくして操作すると問題なく作動した。
どういうことか?
シール抜けならば進行することはあっても勝手に直ることなどありえない。
またリザーブタンク内のフルードが徐々に減ってきているように見えていた。
釈然としないが、これを機会にOHすることに決定。

部品が出ていれば自分でやるので部品の有無調べる。
ところが部品は存在するが、一般には販売せずメーカーへOHに出せということであった。
というわけでバイク屋経由で費用を問い合わせた。
回答は2万〜と高い。現物をばらしてみないと値段はわからないようである。
それはそうかもしれんが、ぼったくられることも考えられる。
場合によっては新品買った方がいい可能性もある。
メーカーとしては面倒なアフターよりも新品を売りたい。そういうことだろう。

部品だけの入手はできないのか。ネットで調べると売っていた。
どういうルートか不明だが、バッタ物でなければ問題ない。

[LINK] (禺画像])

[LINK] (禺画像])

これがシールキット(リペアキット)だ。
プロト[LINK]のラベルが貼ってある。なんや、普通に買えるんちゃうんか?!
ホンマ意味わからんわ。
自分でやってうまくいかず、揉めたことがあるのだろうか?
ともかく入手できたのであとはやるだけ。
ちなみに4200円と安くはない。

説明書着いているがそれによるとばらすには特殊工具必要とのこと。
まずは丸ナットを外すが、当然工具掛からないのである。
意図的に個人では出来ないようにしてるな!やらしいのう!
どうやって外すか。ギタギタになってもよければパイレンでもプライヤーでもできる。
しかしそんなことは当然しないのである。
方法考えているとしばし時が流れた…
そして方法発見。ついに実行する時が訪れた。

[LINK] (禺画像])

ベルリンガーのマスターとはどういう物か。
通常のマスターとは固定方法が全く異なる。両端をピロボール接続とすることで
全長が伸縮する。
ペダル操作による角度変化をなくし、コントロール性を高めるのである。
そのためサポートを作らないとまず装着は不可能。
ブレーキホースやリザーブタンクへの接続ホースも考えないといけないので
結構、大がかりである。

[LINK] (禺画像])

マスター単体。左に見える丸ナットを外すのが問題である。

[LINK] (禺画像])

外し方はこうだ。キャラバンで使っているパイプクランプフックが使えるのだ。
何気に見えたこの部品。試しに嵌めてみるとぴったり。
思わず今まで悩んだのは何やってんとほくそ笑む(笑)。

[LINK] (禺画像])


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[ZX-9R]

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