ラジエータキャップ
2014-06-13


リザーブタンクへ水が流れる件[LINK]
ガスケット枚数だけの問題のようだが。
色々と調べると、多少はリザーブ側へ流れるのは普通であるらしい。
ラジエーターキャップを1ランク上の物にすれば流れる量も減らせるか。

[LINK] (禺画像])

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ノーマルは開弁圧0.9。1ランク上げて1.1とした。
物は4輪用汎用品。外品メーカーからも出ているが、高い。
物はたぶん同じかと思われる。

[LINK] (禺画像])

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形状は何種類かあるが、大概ついてしまうものらしい。
特に問題なく取付完了。

しかし。
50Rの場合はキャップの位置が悪く、そのまま水を入れるとオーバーフロー側へ
ほとんど流れてしまうのだ。
プライヤー状の流れを止める工具売っている。
これを使うとそれを防ぐことができるが、シリンダ側へ流れていきにくい。
そこでキャップを本体より取り外して、持ち上げるとあっという間に注入完了するのだ。

交換後、何度かテスト走行して確認してみた。
少々、リザーブ側へ水が出るがそれ以上は流れない。
30分連続走行して問題ないことを確認できた。

[LINK] (禺画像])

さて走行後だが。
これを見て何か気づくだろうか。
本体側とリザーブ側の圧力が同じであれば、液のレベルは同じになる。
しかし実際は本体側のレベルが上となっている。
ラジエータ側の方が圧力が低い。つまりは負圧となっている。
エンジンを掛けると水温上昇により冷却水路中では圧力が上がる。
そのままだと水が吹き出るため、キャップのばねで押さえている訳だ。
その時の設定が複数ある。
逆に冷えると圧力が元に戻る。その時にキャップのバルブが開いてリザーブから
ラジエーターに水が帰る。
リザーブタンクがラジエーターよりも下に位置しているため、圧があがると重力で
下に流れるが、高低差があるわけで少ない負圧では戻しきるのは不可能なのだろう。
リザーブタンクを上にすれば全量帰るのだと思う。
そんなこんなで、キャップを開けるとレベルは等しくなる。

この仕様で琵琶湖6時間[LINK]走った。
事前にヘッドOリングは新品にしてあった。液ガスは塗らずに。

結果は。タンク内のレベルが上がらなかった。
つまりはこの件、解決。
もっとレンジの高いキャップは存在するが、ラジエーター等の負担が増える
可能性あるためほどほどにする必要がある。
[NS50R]

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