WPその1
2015-06-20


次戦まで少々、時間あるが余裕あるほどではない。
課題は色々あるわけで、琵琶湖[LINK]終わってからすでに動き始めている。

さて。
QJ1の件[LINK]についてはすでに書いたとおり。

物への不満より対応へのそれへの方が大きかったわけだ。
そこで見切りをつけ新たに1本買うことにしたのだ。
残る市販品としては、桑しかない。
こちらも色々とあるようで維持が難しそうだ。
何かあっては困るのでこちらもパス。
納期もかなり怪しいようである。
ミニの世界では信者多いようだが。
そこでの高級サスの走りだからだろう。
12インチでは選択肢は増えたが、17インチは需要の関係でそうはなっていない。
そうすると作るしかない。

色々考えてホワイトパワーに決めた。
現在はWPが正式らしいが、古い人間はいまだにそう呼ぶ。
ローキッドと同じこと。

さてどこに頼むか。
9Rで長いことホワイトパワーを使っている。
ダブルエム[LINK]で買っていてそれから付き合いがある。
仕様変更したりもしたし、色々出来ることも知っていた。
大阪なので話をするのにも好都合なのでそちらに決定。

まずは車両持ち込みで打ち合わせる。
QJも見つつ、あれこれと。
仕様には3つの要素がある。
1.長さ
車体に収まらないとどないしようもない。
原付の宿命により狭いところに無理矢理押し込んだような作りになるのは普通だろう。
そのため制限が厳しい。
長さで車体姿勢も決まる。
走行中の長さはレートやプリロードにも影響するが上げたり下げたりして探ることに。
2.バネ
QJ帰ってきたときにハードスプリングも入手した。
標準とそれの2種を比較してレートを決める。
3.ストローク
ストロークはバンプ追加したこともありQJでは不足なので増やす方向で。
ただしスペースの関係で大きく増やすことは無理とのこと。
桑の仕様も参考にしつつ、必要最小限のストロークを確保することになった。

レースの世界ではサスは緩衝ではなく、荷重変動のための姿勢変化を作るのが
目的といわれている。
しかしレース中継のオンボード映像でサスが激しく上下動しているのが確認できる。
よって緩衝の機能も当然必要なのである。
せせこましいカートコースでの使用であるし、路面が悪いのも普通。
その辺も考える必要ある。
ダンパーはバネである程度決まるのだろうし、参考となるQJもあるのでそちらは
仕様決めにおいては重要ではない。
走ってみないとわからない部分も当然ある。

以上3点は俺が決めないといけないのだ。
それをプリロード調整すらないノーマルでやるのは不可能だろう。
あくまでベースとなるものあってのこと。

QJで現状の有効ストロークなどは調べた。
その後実走で、車高探ったり。バネ変えてみたり。
残ストロークの確認も必要である。
シーズン始まる前までに仕様を決めることは出来なかったため第1戦[LINK]はQJで走った。
それもデータとして生かすのだ。
実戦も含めたデータにより仕様決定。
その仕様とは。
それは言われへんな(笑)。
決めたデータというのは個人の財産なのである。
量産して売るわけじゃない。

決めた仕様でもってダブルエムに発注した。
この時点で第2戦が迫ってきている。
それに間に合うか。

バネはハードと標準両方試してみて中間であろうとの結論になった。
しかしバネについて一騒動あった。
ベースとなるボディには希望するレートは存在しないのである。
作ってしまう手もあるが、高いし納期もかかる。
決めたレートが合わないこともあるだろう。
問題はそれだけではなかった。

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[NS50R]

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